日本 2000年
監督: 室賀厚
製作: 升水惟雄
脚本 : 室賀厚 J.B.ベイカー 葛木容子 寺尾恵美子
*ストーリー
沖縄にある廃工場。そこでは在日米軍による「DNX」という新薬の開発が秘密裏に行われていたが、実験は失敗続きで被験者は次々にゾンビ化。
何人目かの実験で、黄緑色のイヤーな感じの「DNX」を注射された女性の蘇生に成功。しかも超能力まで備えていた。
時同じくして初の宝石強盗に成功した素人強盗団が、強奪した宝石と現金をある組織と交換しようとわざわざその廃工場へ。そこで彼らを待っていたものは・・・
なんとなく「地獄の警備員」とか「LSD(ラッキースカイダイアモンド)」を思い出しました。
と、いうか、
・・・本当に制作2000年?
台詞回しといい、美術のヘナチョコさといい、もうね、
脱力。
監督: 室賀厚
製作: 升水惟雄
脚本 : 室賀厚 J.B.ベイカー 葛木容子 寺尾恵美子
*ストーリー
沖縄にある廃工場。そこでは在日米軍による「DNX」という新薬の開発が秘密裏に行われていたが、実験は失敗続きで被験者は次々にゾンビ化。
何人目かの実験で、黄緑色のイヤーな感じの「DNX」を注射された女性の蘇生に成功。しかも超能力まで備えていた。
時同じくして初の宝石強盗に成功した素人強盗団が、強奪した宝石と現金をある組織と交換しようとわざわざその廃工場へ。そこで彼らを待っていたものは・・・
なんとなく「地獄の警備員」とか「LSD(ラッキースカイダイアモンド)」を思い出しました。
と、いうか、
・・・本当に制作2000年?
台詞回しといい、美術のヘナチョコさといい、もうね、
脱力。
角川ホラー文庫 2008年
著者:飴村 行
グッチャネ
*ストーリー
11歳の弟、雷太は顔だけ見ればただの子供だが、顔から下が異常に発達していた。
雷太の暴力に怯えた雷太二人の兄は村のはずれに住んでいる河童に殺害を依頼する。
交換条件として好きにできる少女を要求する河童のモモ太。
しかし欲求に耐え切れず殺害を弟河童(二匹います)に託し、少女に逢いに行ってしまう。
二匹の弟河童は雷太の殺害に失敗。逆に殺されてしまう。
河童達に殺害を依頼した事がばれ、雷太の兄たちも殺害されそうになるが、雷太に瀕死の重傷を負わせなんとか逃げおおせる。
脳が半分と片目なくなった雷太はそれまでの記憶をなくすが、初め殺害依頼を受けていたモモ太に助けられ世話をしてもらう。
森の長老のような存在であるキチタロウに雷太の記憶を元に戻すには新鮮な子供の脳を入れればよい、と聞き、雷太の兄を殺害し雷太の脳を補充するモモ太。
すると雷太は今までの記憶を取り戻し、弟河童達を殺害した事を思い出す。
モモ太も弟たちを殺したのは雷太だと気付く・・・。
タイトルからして読む人を選ぶ作品ですね。
(私は興味津々で購入しました)
角川ホラー文庫から出ていたので、江戸川乱歩氏の様な作品かと思っていたら
エログロファンタジー
でした。
雷太が河童達を殺害する描写や、モモ太に引き渡すはずだった少女に関する描写(拷問・自白剤による悪夢・最愛の兄に決別を言い渡される)は確かにえげつないのですが、
河童の話し方のせいなのか、妙にホノボノしています。
例えばある軍人にモモ太が拷問を受け、睾丸を潰されてしまいます。
雷太が「痛くないのか?」と聞いたところ、
今となればいい思い出だ
とか言い切っちゃいます。
純朴というか、何と言うか、おおらか過ぎです。
もし漫画化されるのであれば、
・冒頭の雷太が暴れまわる項:板垣恵介氏
・中盤のモモ太に渡すはずだった少女の項:丸尾末広氏
・森の中でキチタロウと会話する項:花輪和一氏
・終盤雷太とモモ太が会話する項:猿渡哲也氏
を希望します。
ところで最初に書いている「グッチャネ」ですが、河童達が性行為の事を指して言っているようです。
多分この単語もホノボノしてしまう一因なのでしょうが、語感が恥ずかしいです。
何はともあれ、この著者の次回作に期待です。
著者:飴村 行
グッチャネ
*ストーリー
11歳の弟、雷太は顔だけ見ればただの子供だが、顔から下が異常に発達していた。
雷太の暴力に怯えた雷太二人の兄は村のはずれに住んでいる河童に殺害を依頼する。
交換条件として好きにできる少女を要求する河童のモモ太。
しかし欲求に耐え切れず殺害を弟河童(二匹います)に託し、少女に逢いに行ってしまう。
二匹の弟河童は雷太の殺害に失敗。逆に殺されてしまう。
河童達に殺害を依頼した事がばれ、雷太の兄たちも殺害されそうになるが、雷太に瀕死の重傷を負わせなんとか逃げおおせる。
脳が半分と片目なくなった雷太はそれまでの記憶をなくすが、初め殺害依頼を受けていたモモ太に助けられ世話をしてもらう。
森の長老のような存在であるキチタロウに雷太の記憶を元に戻すには新鮮な子供の脳を入れればよい、と聞き、雷太の兄を殺害し雷太の脳を補充するモモ太。
すると雷太は今までの記憶を取り戻し、弟河童達を殺害した事を思い出す。
モモ太も弟たちを殺したのは雷太だと気付く・・・。
タイトルからして読む人を選ぶ作品ですね。
(私は興味津々で購入しました)
角川ホラー文庫から出ていたので、江戸川乱歩氏の様な作品かと思っていたら
エログロファンタジー
でした。
雷太が河童達を殺害する描写や、モモ太に引き渡すはずだった少女に関する描写(拷問・自白剤による悪夢・最愛の兄に決別を言い渡される)は確かにえげつないのですが、
河童の話し方のせいなのか、妙にホノボノしています。
例えばある軍人にモモ太が拷問を受け、睾丸を潰されてしまいます。
雷太が「痛くないのか?」と聞いたところ、
今となればいい思い出だ
とか言い切っちゃいます。
純朴というか、何と言うか、おおらか過ぎです。
もし漫画化されるのであれば、
・冒頭の雷太が暴れまわる項:板垣恵介氏
・中盤のモモ太に渡すはずだった少女の項:丸尾末広氏
・森の中でキチタロウと会話する項:花輪和一氏
・終盤雷太とモモ太が会話する項:猿渡哲也氏
を希望します。
ところで最初に書いている「グッチャネ」ですが、河童達が性行為の事を指して言っているようです。
多分この単語もホノボノしてしまう一因なのでしょうが、語感が恥ずかしいです。
何はともあれ、この著者の次回作に期待です。
著者:新井英樹
エンターブレイン 2006年
「キラキラ目やめてや・・・モン
ちゃん。」
*ストーリー(一巻のみ)
これといった理由もなく、消火器爆弾を都内設置。
そしてまたこれといった理由もなく北海道を目指すトシとモンちゃんの二人組み。
その途中通過した青森では連続爆破・警察署を占拠・・・
「いつかは読もう」
とは思いつつもなかなか手が出せなかった作品ですが、ふらりと立ち寄った古本屋で100円だったので何気なく買ってみました。
凄い。
即効で読みきってしまいました・・・。
モンちゃんの理由など要らないほどの格好良さもさることながら、
トシの自分に対する見解に非常に心打たれるものがあります。
自分の考え・している事は間違っているのか?
本当にこれでいいのか?
そんなトシの迷いなど一蹴するモンちゃん。
しかし一蹴の仕方が半端ないです。
と、いうか、トシのそんな独り言に近い様な言葉などどうでもいいのでしょう。
「俺は、俺を喜ばす奴が、好
きだ。」
このセリフに全て集約されています。
全5巻という事なので、早く全巻集めるぞ。
エンターブレイン 2006年
「キラキラ目やめてや・・・モン
ちゃん。」
*ストーリー(一巻のみ)
これといった理由もなく、消火器爆弾を都内設置。
そしてまたこれといった理由もなく北海道を目指すトシとモンちゃんの二人組み。
その途中通過した青森では連続爆破・警察署を占拠・・・
「いつかは読もう」
とは思いつつもなかなか手が出せなかった作品ですが、ふらりと立ち寄った古本屋で100円だったので何気なく買ってみました。
凄い。
即効で読みきってしまいました・・・。
モンちゃんの理由など要らないほどの格好良さもさることながら、
トシの自分に対する見解に非常に心打たれるものがあります。
自分の考え・している事は間違っているのか?
本当にこれでいいのか?
そんなトシの迷いなど一蹴するモンちゃん。
しかし一蹴の仕方が半端ないです。
と、いうか、トシのそんな独り言に近い様な言葉などどうでもいいのでしょう。
「俺は、俺を喜ばす奴が、好
きだ。」
このセリフに全て集約されています。
全5巻という事なので、早く全巻集めるぞ。
フランス 2007年
監督・脚本 : サヴィエ・ジャン
出演 : カリーナ・テスタ 、 サミュエル・ル・ビアン 、 オルレアン・ウィイク 、 エステル・ルフェビュール 、 パトリック・リガルド
種ぇえぇ〜〜
*ストーリー
大統領選に絡んで大暴動が起こるフランス、そのドサクサに紛れ強盗をし、そこからオランダに渡ろうとする五人の若者。
そのうちの二人は先に小さな宿に着き、二手に分かれたヤスミンとアレックもその宿に到着する。
(一緒に逃げていたヤスミンの兄サミは負傷して死亡)
しかしそこは
ナチ崇拝のイカれた親父
がリーダーとして君臨し、
親父の子孫を残すために
日々頑張っている(殺人・誘拐・無理やり出産なんかをですね)
家族が住んでいる宿だった。
ストーリーだけ見るとよくありがちな設定に見えますが、セピア色がかった映像・無駄な音がほとんど無く心地よい音楽・鬼気迫るキャストの演技など非常に秀逸な作品です。
個人的にエヴァ(幼い頃に親父に買われた女性。初め子供かと思っていた)が妊娠したヤスミンの髪を切りながら自分の生い立ちについて語るシーンがあるのですが、そこが大好きです。
エヴァ役の方の他の作品も見てみたいです。
観始めは
「なんだー 最近よくある映像。テキサスチェーンソータイプの作品かな?・・・またジャケで失敗したかぁ。」
と思っていましたが、物語が進んでいくにつれ夢中になりました。
ホラー映画なんだけどエロシーンほぼナシ!
かわりにあるのは
バイオレンス!
そして程よい
スプラッタ!
ホステル と テキサスチェーンソー と ランボー を足して3で割ったような・・・
女性は強い!
と思った作品です。
監督・脚本 : サヴィエ・ジャン
出演 : カリーナ・テスタ 、 サミュエル・ル・ビアン 、 オルレアン・ウィイク 、 エステル・ルフェビュール 、 パトリック・リガルド
種ぇえぇ〜〜
*ストーリー
大統領選に絡んで大暴動が起こるフランス、そのドサクサに紛れ強盗をし、そこからオランダに渡ろうとする五人の若者。
そのうちの二人は先に小さな宿に着き、二手に分かれたヤスミンとアレックもその宿に到着する。
(一緒に逃げていたヤスミンの兄サミは負傷して死亡)
しかしそこは
ナチ崇拝のイカれた親父
がリーダーとして君臨し、
親父の子孫を残すために
日々頑張っている(殺人・誘拐・無理やり出産なんかをですね)
家族が住んでいる宿だった。
ストーリーだけ見るとよくありがちな設定に見えますが、セピア色がかった映像・無駄な音がほとんど無く心地よい音楽・鬼気迫るキャストの演技など非常に秀逸な作品です。
個人的にエヴァ(幼い頃に親父に買われた女性。初め子供かと思っていた)が妊娠したヤスミンの髪を切りながら自分の生い立ちについて語るシーンがあるのですが、そこが大好きです。
エヴァ役の方の他の作品も見てみたいです。
観始めは
「なんだー 最近よくある映像。テキサスチェーンソータイプの作品かな?・・・またジャケで失敗したかぁ。」
と思っていましたが、物語が進んでいくにつれ夢中になりました。
ホラー映画なんだけどエロシーンほぼナシ!
かわりにあるのは
バイオレンス!
そして程よい
スプラッタ!
ホステル と テキサスチェーンソー と ランボー を足して3で割ったような・・・
女性は強い!
と思った作品です。
ドイツ 2006年
監督 : トム・ティクヴァ
出演 : ベン・ウィショー 、 レイチェル・ハード=ウッド 、 アラン・リックマン 、 ダスティン・ホフマン
泣きモノだと思っていたらエ
ログロファンタンジー
*ストーリー
世に二人といないであろう、素晴らしい嗅覚を持った男が理想の香水を作る為に女性(処女)を次々殺していきます。
まず、
ドイツ映画という事実に驚
嘆
主人公の目線でストーリーが展開していくのに主人公の男はほとんど喋りませんが、所々解説が入るので安心です。
冒頭に主人公が産み落とされるシーンがあるのですが、場面は魚市場。
様々な魚・捌かれている途中の豚・たくさんの臓物が生まれたての赤ん坊の映像に混ぜられ、結構グロいです。(作品中ここ以外にはグロはないと思います)
作品後半、主人公は自分にほとんど体臭が無い事に気づきます。
そして、
「誰にも覚えられない、これは生きている意味が無いのではないか」
と考えます。
そこから彼の犯罪(究極の香水を作る為に幾人もの女性の命を奪う)がエスカレートした様に思います。
とうとう彼の求める香水は完成し、その香水は人々を凄まじい陶酔に落としいれ彼は天使だと賞賛されます。
彼は人々の視線の中、本当に自分の求めている事に気づきます。
「愛し愛されたい」
と。
どんなに人々に賞賛され、羨望のまなざしを受け、大衆を魅了することができる香水でも、彼を人並みに愛し愛される存在にする事は不可能なのでした。
終盤彼は生れ落ちた魚市場に行き、その香水を自分にかけ、その場に居た人々に食べられてしまいます。
何も残さず、ただ、無垢な愛によって動かされた人々に。
何と言うか、
「考えるな、感じろ。」
な作品です。
ドイツ映画とは思えないほど綺麗で繊細な映像で、私がドイツ映画に対して持っている先入観をひっくり返されました。
監督 : トム・ティクヴァ
出演 : ベン・ウィショー 、 レイチェル・ハード=ウッド 、 アラン・リックマン 、 ダスティン・ホフマン
泣きモノだと思っていたらエ
ログロファンタンジー
*ストーリー
世に二人といないであろう、素晴らしい嗅覚を持った男が理想の香水を作る為に女性(処女)を次々殺していきます。
まず、
ドイツ映画という事実に驚
嘆
主人公の目線でストーリーが展開していくのに主人公の男はほとんど喋りませんが、所々解説が入るので安心です。
冒頭に主人公が産み落とされるシーンがあるのですが、場面は魚市場。
様々な魚・捌かれている途中の豚・たくさんの臓物が生まれたての赤ん坊の映像に混ぜられ、結構グロいです。(作品中ここ以外にはグロはないと思います)
作品後半、主人公は自分にほとんど体臭が無い事に気づきます。
そして、
「誰にも覚えられない、これは生きている意味が無いのではないか」
と考えます。
そこから彼の犯罪(究極の香水を作る為に幾人もの女性の命を奪う)がエスカレートした様に思います。
とうとう彼の求める香水は完成し、その香水は人々を凄まじい陶酔に落としいれ彼は天使だと賞賛されます。
彼は人々の視線の中、本当に自分の求めている事に気づきます。
「愛し愛されたい」
と。
どんなに人々に賞賛され、羨望のまなざしを受け、大衆を魅了することができる香水でも、彼を人並みに愛し愛される存在にする事は不可能なのでした。
終盤彼は生れ落ちた魚市場に行き、その香水を自分にかけ、その場に居た人々に食べられてしまいます。
何も残さず、ただ、無垢な愛によって動かされた人々に。
何と言うか、
「考えるな、感じろ。」
な作品です。
ドイツ映画とは思えないほど綺麗で繊細な映像で、私がドイツ映画に対して持っている先入観をひっくり返されました。

